事務所を引っ越し
数年前に事務所を引っ越しすることがありました。
その時に困るのが書庫、ロッカー、机、椅子、シューズボックス、ソファー等オフィス家具の処分です。
オフィス家具の処分をすることは自営業の人にはかなり重要な問題です。
家庭であれば家具は粗大ゴミとして出せますが会社から出るゴミは事業ゴミのため出すことはできません。
おそらく業者に頼んで廃棄処分、あわよくば買取ということしか思いつかないのではないでしょうか。
でもオフィス家具の処分なんて普通はしませんから業者はどこが良いのかなんてわかりません。
有料での廃棄処分
会社のゴミは事業ごみとして週に1回くらい取りに来てもらっているはずです。その事業ごみを収集する会社はおそらくオフィス家具等の処分もやっている可能性があります。
自治体から認められて家庭ゴミを収集している会社もオフィス家具の処分を行なっている可能性があります。
まずはそのような信頼性の高いところに問い合わせて見積もりを取ってもらうのが無難です。ただこのようなところは買取とか無料引取りということはなく処分専門なので量に応じての費用になるはず。
自分の受けた見積もりは「数十万」(オフィス家具以外にも処分するものが沢山あったのでオフィス家具だけの額はわかりませんが)。
その時に「こちらで処分するまでにまだ時間があるからそれまでに欲しい人を探して引き取ってもらうといいよ。」と言われました。
要は最終的には業者さんに処分してもらうことになるのですが、少しでも嵩を減らして処分費用を下げておけということです。
1万円や2万円だったらやらなかったかもしれませんが数十万かかるとなればやらざるを得ません。
買取と無料引取
早速ネットで検索すると中古買取業者さんがずらりと並んでいてオフィス家具の買取をしてくれるようなことが書いてあります。
そこでオフィス家具の買取をしている店に電話してみたのですが言われることはどこでも同じでした。
「5年以上経過したものは買取れない。」
「費用を払って廃棄処分するならできる。」
よく考えてみれば17年物のオフィス家具を買取りや無料で引取りはしてくれるわけはありません。早々に諦めました。
ただし、ひょっとすると引き取ってくれるところもあるかもしれませんので根性のある人は電話しまくってみてください。
ジモティー
ジモティーというのは雑誌や公共施設の掲示板などによくある「譲ってください」とか「お譲りします」というもののインターネット版。
登録料や手数料がかかりません。ジモティーを介してのメールのやり取りによって日時や受け渡し場所や支払いを決めていきます。取引の信頼性を高めるために電話番号や身分証の登録等もあります。
普段であればこういうのはやらないのですが背に腹は変えられません。やってみました。
条件は
- 職場まで取りに来てもらう
- その代わりに無料
結果。
続々と希望者がでてきて割と簡単にはけてしまいました。隣の県から取りに来た人もいたくらいです。嬉しい誤算です。
これなら有料にしておけば良かったかなとちょっと思ったくらいです。
処分を依頼している業者さんが数週間後に来た時に驚いていました。
メリット
ジモティーはオフィス家具のような大きな物を処分するのに向いています。
処分費用がかからず、人件費もかからず、相手も喜んで運んでくれます。win-winの関係です。
デメリット
知らない人とのメールのやり取りや渡す相手を決めるのは骨が折れます。
取りに来てもらう場合は自宅が知られてしまうのが嫌かもしれませんが引越しの時であればさほど問題はないでしょう。
たまにドタキャンもあるので2番目や3番目の人も考えておいた方が良さそうです。
まとめ
引っ越し等で大量にオフィス家具を処分する場合にジモティーを利用して全体量を減らしてから有料で信頼できる業者さんに処分してもらうのが賢い方法だと思います。
お試しください。