はじめに
自宅の固定電話は無くても特に問題はありませんが職場の場合はあった方が定住して仕事をしていると判断されるため信頼度が上がるそうです。
そのため自分の職場も固定電話として電話とFAXが使えるようにずっとISDNで2回線を使っています。
そうすると「電話料金が安くなりました」というセールス電話が頻繁にかかってくるのですが、その場合はほとんどが「INSネット64」から「フレッツ光ライト+ひかり電話」への変更のおすすめです。
INSネット64というプランでは基本料金が税抜きで事務用が3530円。電話用とFAX用の2回線使っているのでプラス300円の計3830円かかります。
最近はFAXを使う必要がなくなったので2回線から1回線に変更を考えているので、その時にどうするとメリットを減らすことなく毎月の電話代を安く済ませることができるのか、「フレッツ光ライト+ひかり電話」はお得なのかということを考えてみました。
ISDNのメリット
2回線では加入電話より安い
事務所用ではINSネット64の1回線では基本料金が3530円で加入電話は2500円なので加入電話の方が安いのですが、2回線になるとINSネット64では3830円で加入電話は5000円になります。
事務所で電話用とFAX用の2回線を持つときはINSネット64の方が毎月1200円ほど安くなるのです。
かけてきた相手の電話番号がわかる①
ISDNの回線では電話機と差込口の間あるターミナルアダプタの画面にかけてきた相手の電話番号が表示されます。
そのためフリーダイヤルや知らない局番は電話に出なくて済むので、セールス電話が多いうちのようなところには非常に有効です。
かけてきた相手の電話番号がわかる②
ISDNの場合は電話が途中で切れてしまった場合でもターミナルアダプタでその電話番号を確認することができます。ナンバーディスプレイに未加入の加入電話であれば「ナンバーお知らせ136」に問い合わせても確認できますがその場合は30円かかります。
INSネット64を1回線にした場合
INSネット64を1回線にする時の工事費は2000円かかりますが月額3530円になるので毎月300円程節約できます。節約額は少ないですがISDNのメリットはそのまま活かされます。
INSネット64を加入電話にした場合
INSネット64から加入電話に変更すると変更費用が3800円、2回線から1回線に変更する時に工事費2000円の計5800円かかりますが月額基本料金は2500円になるので毎月1000円程節約できます。
ただし加入電話にするとターミナルアダプタが不要のため電話番号の表示がなくなるのでナンバーディスプレイがどうしても必要になります。
ところが事務用のナンバーディスプレイは1200円なので加入電話の基本料金2500円と合わせると3700円。これではかえって高くなってしまいます。
フレッツ光ライト+ひかり電話
ややこしいのですが標準的な初期費用として契約料が800円、初期工事費用が15000円(集合住宅)、ひかり電話初期費用が3000円、加入電話の利用休止工事費が1000円の計19800円。
ナンバーディスプレイも必要なので工事費1000円追加でで20800円になります。この辺はキャンペーンがあるので実際はどれくらいの額になるのかはよくわかりません。
基本料金が月額2800円、ひかり電話が500円、ナンバーディスプレイが400円かかるのでこの時点で3700円で「加入電話+ナンバーディスプレイ」と同じ金額になります。
ひかり電話対応機器のレンタルが月450円かかる可能性もあるのでこれはパスですね。
まとめ
都合の良いことは大々的に書いてありますが(特に3分何円とか)、気になる初期費用や解約時の事やひかり電話対応機器のレンタル必要なのかということは実際問い合わせて見ないとわかりにくいです。
無難なのはINSネット64を1回線にすることでした。これで「フレッツ光ライト+ひかり電話」のセールス電話を取ってしまったとしても余裕で対応できますね。
NTT以外で言うとケーブルプラス電話であれば月額1330円+発信番号表示400円で1730円。工事費が10000円〜というのもあるのでこれも検討する価値はあります。
注意
2024年1月にISDNのデジタル通信モードが終了になりますが通話の方は継続するようなのでこちらには特に影響はありません。